印刷博物館に行ってきました。
こちら2000年に凸版印刷が100周年記念事業の一環で設立した博物館だそうです。
駅からちょっと遠いけどわかりやすい
最寄りの飯田橋駅から遠いです。
JR飯田橋駅東口からまあまあ歩きました。
飯田橋駅前の大きい歩道橋の上から看板が
見えたので矢印のとおりに進んでいきます。
途中にも看板があったので迷うことはありませんでした。
曲線が綺麗なビルに到着です。
ここはコニュニティバスや都営バスに乗れればそれが
公共交通機関を利用するなかでは一番近くてよさそうです。
事前予約が必要
公式ホームページに情報がありますが、
事前入館予約が必要になります。
コロナウィルス感染予防のためだそうです。
私が事前に予約をした時は空き状況に余裕がありました。
当日予約時間よりかなり早く行きましたが、
混雑していなかったらしく、すぐに入場できました。
常設展は地下一階
中に入ると、地下へのエスカレーターが
あるのでそこから常設展示の地下一階に降りていきます。
常設展時では、国内外の印刷に関する歴史が学べます。
古代・中世からはじまり、現代までかなり細かく
歴史を知ることができるのではないでしょうか。
印刷という観点から日本史や世界史を再確認する
といういままでになかった発想ができます。
紀元前からはじまり、書写から印刷へ歩み出してから
デジタル化に至るまでの細かい歴史を学べます。
思えば三種の神器のひとつである活版印刷が
もしなかったら、と考えると印刷のことを学ぶと楽しい気がします。
あんまり子供向きじゃないので大人の方が楽しめます。
英語表記があるので、外国の方もいいんじゃないでしょうか。
いろんな場所にQRコードがあり、かざすと解説を読めます。
それ以外にも、かなりの文章が館内にあり解説されています。
さっと見学すれば30分もあれば十分に楽しめますが、
全ての展示物と映像と文章に目をとおせば何時間でも
滞在することができるのではないでしょうか。
所要時間は人それぞれだと思います。
私は行きませんでしたが、地下一階には常設以外に
VRシアターがありました。熊本城の映像を楽しめるそうです。
企画展は『現在日本のパッケージ2020』
一階では企画展の『現在日本のパッケージ2020』やってました。
ジャパンパッケージングコンペティション
日本パッケージングコンテスト
JPDAパッケージデザイン・インデックス Our Best Works
↑↑
こちらのコンテスト等で受賞した商品パッケージが
たくさん展示されていました。
イケメン総出演のCMでおなじみの花王アタックをはじめ、
ポッキー、カルピス、Fit’s、ザバスなどのメジャーな
商品など展示されていました。
一番気になったのはロングセラー商品の新旧パッケージ
(旧パッケージは写真)が展示されていたことです。
三ツ矢サイダーや花王メリットみたく発売当初と
今とでは全然違うパッケージもありましたが、
雪印(メグミルク)6Pチーズやタカラcanチューハイは
マイナーチェンジ程度でほとんどデザインが
変わってなかったことにびっくりました。
ほとんど変わってないってすごくないですか?
今も昔も心にささるデザインていいですよね。
ポッキーの安野モヨコさん(ハッピーマニアの作者)のイラストの箱
なんかは切り込みが入っていて、簡単な組み立て?で
カバンから箱を出してイラストをみせるデザインに変化するのはすごかったです。
ちなみに、、明治の「きのこの山」と「たけのこの里」は
発売年が違うことをはじめてしりました。
「きのこの山」は1975年、「たけのこの里」は1979年だそうです。
この2商品のパッケージはマイナーチェンジほどでは
なかったですが、そんなにデザイン変わってなかったです。
ここの博物館とは関係ないですが、林先生のCMでおなじみの
金鳥コックローチの脱皮缶(外側のフィルムをはずすとシンプルで
おしゃれなデザインのスプレー缶みないなやつ)とか、
クリスマスの時のコカ・コーラのリボンボトル(紐を引っ張ると
リボンになるやつ)とかって昔はなかった気がします。
品質の進化と共に、見せかたにも工夫がされているんだと思いました。
印刷博物館
【アクセス】電車の場合は江戸川橋駅、飯田橋駅、後楽園駅から徒歩
バスの場合は都営バス[上69]、都営バス[飯64]
車の場合は首都高速5号線飯田橋出口(竹橋方面)、
早稲田出口(池袋方面)からで有料で地下駐車場利用
【入場料】
大人一般400円、学生200円、高校生100円、中学生以下および70歳以上の方無料
*ぐるっとパスの場合は、入場券
【開館時間】
10時~18時(入場は17時30分まで)、月曜閉館
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