アメリカ合衆国独立100周年を祝ってフランスから送られた像
ニューヨークのリバティ島にある「自由の女神像」は、
1886年にフランスから独立100周年を記念して贈られました。
像の右手には9mにも及ぶたいまつが掲げられ、左手には独立宣言書を抱えています。
また、足元は奴隷制などからの開放を意味するように鎖を踏みつけています。
建設を発案したのはエドワール・ド・ラブライエで、
制作を請負ったのはフレデリック・バルトルディです。
19世紀の鉄鋼技術の最高傑作
自由の女神像の大きさは、台座を含む高さが93m、総重量225tです。
風の強いリバティ島では強度が問題視されていましたが、パリのエッフェル塔でおなじみの
ギュスターヴ・エッフェルが鋼鉄製の骨組みを提案したことで解消されました。
作成はフランスで行われ、約300のパーツに解体された状態でアメリカに運ばれたそうです。
この様子は、画像をみて何の建造物かを問う問題が『東大王』で使用されていた記憶があります。
コメント